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【脱サラ】フリーランスになるにはどういう準備が必要?

フリーランスのYas(@yaschiich)です。

個人事業主として在宅勤務17年の経験や、健康に役立つ筋トレ情報、その他個人的な興味ある事を発信していきます。

高校、大学を卒業して殆どの学生がサラリーマンという選択肢を選ぶと思います。

僕も例外ではなく、大学を卒業後関西系の建設会社に就職しました。現在はフリーランスとして働き始めて14年になりますが、ここに至るまでの道のりをフリーランスになる為の一つのケースとして紹介したいと思います。

建設会社から設計事務所へ転職

冒頭に述べた建設会社に4年勤務した後、設計事務所へ転職しました。

設計事務所に勤務しながら、ここである程度経験したら別の設計事務所に転職しようかな?と漠然と思っていました。

週末は持ち帰りの仕事が多く、資料を自宅に集めているうちに設計事務所での環境と変わらなくなってきました。

勤めている事務所では一通り仕事を覚えたので、新しい知識を得るべく転職を考えるようになりました。

しかしふと考えた時に今の知識を一旦リセットするのはもったいないと思い、この知識を活かすには独立して仕事するのも有りだなと考えるようになりました。

当時の取引先に秘密裏に一人で仕事する旨を伝え、もし独立してフリーランスになったら仕事をまわしてくれるか相談をしました。

今考えると所属していた会社の取引先に内緒で仕事を依頼していた形なので、正確に言えば背任かもしれませんが、当時は必死だったので、藁にもすがる思いで相談を持ちかけました。

結果的に依頼の約束を取り付けたので、所属している設計事務所に退職を申し出て、受理されました。

フリーランス開始

自分の思い描いた脱サラは退職して2,3ヶ月は失業手当を貰ってゆっくり休養し、少しづつ個人事業主に必要な書類を提出して開始する予定でした。

しかし、退職した次の日から依頼のメールやFAXがバンバン来て退職時の精神的な疲労を癒やす時間もなく、サラリーマン時代以上に多忙になってしまいました。

想定外だったのがフリーランスを開始して1週間後、父親が急に脳梗塞になってしまい、昼間は病院へお見舞いに行き、夜は仕事という極限に状況になりました。

父親がリハビリテーション病院に転院した事もあって4ヶ月間は昼と夜の二重生活になってしまい、散々なフリーランスデビューとなりました。

個人事業主開業に必要な書類

退職して開業するまでに時間がなかったので、仕事をやりながら必要書類を作成しましたが、具体的には以下に示す書類が必要となります。

  1. 個人事業開業・廃業等届出書
  2. 所得税の青色申告承認申請書
  3. 個人事業開始申告書
  4. 青色事業専従者給与に関する届出書

1は税務署に届ける書類で開業届出書には会社名と同義語の屋号が必要となりますので、自分の名前が入っているものや横文字でも構わないので、オリジナルの屋号を考えておきます。

2も税務署に届ける書類で 確定申告時に白色申告か青色申告かを選択する書類です。白色申告の方が書式が簡単なのですが、控除される金額が10万円に対し、青色申告は65万円控除されるので、複式簿記という複雑な会計処理となりますが、ほとんどの方には青色申告の方がメリットが多いと思います。

3は1と似ていますが県税事務所に提出します。所得が290万円以下の見込みならば必要ありませんし、超えたとしても税務署から県税事務所に情報が届きますが、事前に県税事務所に申告しても良いかと思います。

4は税務署に届ける書類で、従業員を雇う場合に必要となります。

まとめ

サラリーマンは気楽な家業というイメージもありますが、実際は何時間もかけて朝早くから満員電車に揺られて、何時間も残業し、フラフラになりながら帰宅する人が多いように感じます。

出世競争も激しく、サラリーマンは過酷な家業と言った方が良いかもしれません。

しかしサラリーマンじゃないと出来ない数千万から数億円以上のプロジェクトに関われるのも事実なので、個人事業主では得られない仕事のダイナミックさの違いはあると思います。

自分の専門分野が確立出来て、サラリーマン以外の生き方をしたくなった時に初めて個人事業主という選択肢も出てくるのではないでしょうか。

個人事業主から法人化して企業を作るのも夢ではありません。

個人事業主は自己申告の面もあるので、自分はフリーランスなんだと宣言したらそうなってしまいますし、書類提出も簡単です。

サラリーマンの世界で修行し、自分の武器を作ってから個人事業主になれば、サラリーマン時代の人間関係の煩わしさや意味のない会議、通勤電車からも開放されて自由を満喫出来ます。

その半面経済的な不安定さや社会的な信用の無さなどメリット・デメリットもあるので、フリーランスになる準備は提出書類的な複雑さはないですが、経済的な面やネットワークを確保した上でフリーランスになる方が経験者としては良いかと思います。

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