2017年9月22日にiPhone8が世界一斉発売されました。
iPhoneの新作は毎年9月頃発売され、数日前からアップルストア前で順番待ちの人が寝泊まりしている様子をテレビで年中行事のように報道されています。
今年も寝泊まりして待つユーザーをテレビで放映してましたが、以前のような熱狂的な感じでもなく、かなり冷静になってきました。
米で「iPhone8」など発売、客少なめで盛り上がり欠く
ロイター
やはり国民の中でiPhoneユーザーが多くなってきているので、毎年買い換える人も少ないのではないでしょうか?
今朝23日の朝刊でも
iPhone8出足そろり、「X」控え様子見ムード
との記事がありました。常識的に考えて今年は8のみ発売し、来年Xの発売ならば理解出来ますが、Xは11月3日発売予定なので、ほぼ同時期に発売となりました。
なぜ同時期の発売なのか?
8と次は9じゃないのか?
Xは「エックス」ではなく「テン」と呼ばせるのは10周年モデルだから?
疑問は色々ありますが、まずはiPhone7,8,Xの比較をしてみましょう。
iPhone7 | iPhone8 | iPhoneX | |
サイズ | 4.7インチ/5.5インチ | 4.7インチ/5.5インチ | 5.8インチ |
ホームボタン | あり | あり | 無し |
背面フレーム | 7000シリーズのアルミニウム | ステンレススチール
強化ガラス |
ステンレススチール
強化ガラス |
認証方法 | ホームボタンによる指紋認証センサー | ホームボタンによる指紋認証センサー | Face ID(顔認証) |
カメラ画素数 | 12MP/12MP広角・望遠
4Kビデオ撮影(30fps) |
12MP/12MP広角・望遠
4Kビデオ撮影(24,30,60fps) |
12MP/12MP広角・望遠
4Kビデオ撮影(30,60fps) |
カラー・バリエーション | ゴールド
シルバー ローズゴールド ブラック ジェットブラック |
ゴールド
シルバー スペースグレイ |
ゴールド
シルバー スペースグレイ |
データ容量 | 32GB/128GB | 64GB/256GB | 64GB/256GB |
重量 | 138g/188g | 148g/202g | 174g |
ディスプレイ | Retina HDディスプレイ
1400:1コントラスト比/ 1300:1コントラスト比 |
Retina HDディスプレイ
1400:1コントラスト比/ 1300:1コントラスト比 |
Super Retina HDディスプレイ
1,000,000:1コントラスト比 |
連続待合時間 | 10日間/16日間 | 10日間/16日間 | 7よりも2時間長い |
価格(税別) | 32GB:61,800円/72,800円
128GB:74,800円/85,800円 |
64GB:89,800円
256GB:106,800円 |
64GB:112,800円
256GB:129,800円 |
前機種からの追加機能 |
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7と8はワイヤレス充電以外、大きな機能の追加は目立ちませんが、Xはホームボタンが廃止された事でデザイン的には躍進した感があります。
著名なYouTuberもさっそくレビューしてます。
また実機を見ていないので具体的な事は言えませんが、iPhoneXのコントラスト比が7や8と比べても際立って高いです。
ここでコントラスト比と何?という話になりますが、画面内の白(最大輝度)と黒(最小輝度)の輝度比であり、この比率に差があればあるほどメリハリの効いた映像となります。
iPhone5でRetinaディスプレイを初めて見た時は、その画面の鮮やかさに驚いたものですが、iPhoneXの1,000,000:1コントラスト比というのは想像を絶します。いわば液晶テレビのコントラスト比が5.8インチの小さなスマホの画面に凝縮された形です。
僕自身は3大キャリアのiPhone7を利用していますが、今年は2年契約の2年目。端末の補助金を無効にしてまで機種変更するかと言えば難しいし、iPhone7の機能で十分満足しているので、あと1~2年は使いたいところ。僕のような方は多いのではないでしょうか。
もしも今が機種変更のタイミングだと感じているユーザーならば、iPhone8かXで迷うと思いますが、この2種類の差といえばデザインとコントラスト比の差がそのまま価格差になっています。
iPhone8でも十分すぎる位高機能なので、月々の支払いを少しでも抑えたいと思っているユーザーはiPhone8,とにかく最先端のスマホを使いたいと思うユーザーはiPhoneXという選択肢になるのではないでしょうか?
贅沢な悩みですが、少なくとも1年以上は使うスマホですから、頭を悩ますところですね。