プロ野球のオープン戦が2月23日から始まりましたが、日本ハムの清宮選手が3月3日の札幌ドーム、DeNA戦で右手首を痛めて途中退場しました。
今年のオープン戦では清宮選手の好調ぶりが伝えられていただけにオープン戦早々の戦線離脱は悔やまれます。
3月3日どういった状況で怪我をしたのでしょうか?
九回1アウトに清宮選手の打席が回ってきました。DeNAの三嶋投手の2球目を打った所ファウルになりましたが、その直後に清宮選手は痛みを訴えて退場しました。
翌日に東京都内の病院で検査を受け、右手首付近の骨折と発表されました。その骨折部位は右手有鉤(ゆうこう)骨との事ですが、画像で詳しい箇所を見てみましょう。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
有鈎骨(ゆうこうこつ、有鉤骨)(羅名hamatum Os,hamatum)とは、四肢動物の前肢を構成する短骨の一つである。
ヒトの有鈎骨は、左右の手に1本ずつ存在し大菱形骨、小菱形骨、有頭骨とともに遠位手根骨を構成している。
手には、手根骨といった小さい骨が8つありその一つが有鉤骨になります。
引用ブログ:K supportより引用
野球の場合、打者がバッティングの際にバットにボールが当たった衝撃が、グリップエンドを通じ手のひらに加わり骨折することが多いようです。
右打者は左手、左打者は右手を負傷することが多いです。
3月5日に東京都内の病院で右手有鈎骨の骨片摘出手術を受けました。
通院治療をして、3月12日より千葉県鎌ケ谷市の球団施設でリハビリ予定となります。復帰まで約3カ月かかる予定との事です。
日ハムの中田翔選手、ヤクルトの小川投手、巨人の原監督がこの有鈎骨骨折を経験しています。
プロ野球選手以外にもテニスプレイヤーやゴルファーでもこの骨折する選手が多いそうです。
ヤクルト・小川投手が有鉤骨鉤骨折・・・有鉤骨(ゆうこうこつ)って一体どこの骨?
筋力の強い清宮選手は自分の筋力で右手首にダメージを負ってしまいました。例えるならばパンチの強いボクサーが拳を痛めるのに似ていますね。野球解説者の和田氏も骨折の原因が強い右手の筋力を怪我の原因の一因としています。
間違いなく清宮はこれからのプロ野球界を牽引していく選手です。まだ若いので焦らずに怪我を直して頂きたいですね。