100kgのベンチプレスが出来るようになるには?という記事シリーズをこれまで4編書いてきました。
基本的には1人トレーニングを進めていくという前提でこれらを書きました。
しかし本当に強くなろうとしたら1人ではなく、パートナーと一緒にトレーニングした方が早く強くなります。
パートナーにも種類があるので、それらを考察していきたいと思います。
ボディビルジムやパワーリフティングジム、スポーツクラブに行くと必ずトレーナーがいます。
トレーニングのエキスパートなので、トレーニングフォームはもちろん、栄養学、除脂肪の進め方など相談すれば教えてくれる、いわば先生的な存在です。
ベンチプレスでセイフティーバーを設置しない場合は補助について貰う必要がありますが、補助はなかなか難しいです。
難しいというのも、ベンチプレスは自分の力で挙げきる事が大事なので、補助につく場合はなるべく助けすぎず、潰れる前に最小限の力で補助してあげるのが重要ですし、トレーナーは補助を熟知している方が多いです。
トレーナーは先生であり、トレーニングパートナーにもなり得るので、ジムではトレーナーとコミュニケーションを図って色々学ぶのも良いかと思います。
僕の場合はトレーニングセットの組み方や補助種目など質問をするように心がけています。
ジムに足繁く通うとトレーニング仲間が増えてくると思います。いわゆる常連さんですね。
ベンチプレスは人気種目なので、ベンチプレス台が複数台あったとしても1人1人順番を待っているとなかなか出来ないので、一緒にベンチプレスをやらせて貰う事が多いと思います。
この時、自分と同じ位の力量の方とトレーニングしても、お喋りタイムには良いですが、あまり強化にはなりません。
この場合は自分より強い人と一緒にやる事で、高重量のベンチプレスを目の当たりして、重量に対する感覚が良い意味で麻痺するのではないかと思います。
僕の経験としてベンチプレスの1発挙げのMAXが130kgの時に1RMが170kgの方とトレーニングをご一緒させて貰いました。
その時は圧倒されるのですが、刺激を受けてベンチプレスも気合が入るし、インターバルの時にセットの組み方、補助トレーニングの種類など質問します。
結果的に僕も170kgまでベンチプレスが挙げられるようになったので、初心者の頃に多くの強い人と一緒にトレーニングさせて貰った事が成長に繋がりました。
このように自分より強い人とトレーニングさせて頂く事でその方と同水準まで行けるようになるのではないでしょうか。
上記の会員同士と同じくジム内での仲間がいればトレーニング仲間としてお互い補助しあえますが、毎回決まった時間や場所に集えないので、なかなか難しいと思います。
それでも同じ時間帯に一緒にトレーニング出来る方たちであればお互い切磋琢磨出来るので選択肢の一つになります。
お互いの補助はもちろん、セット毎に声を出してカウントして貰ったり、フォームを客観的に見てもらえます。
ご夫婦や親友とは比較的時間を合わせやすいし、頼みやすいです。毎回トレーニングをやるのならば楽しく出来るので、最も長続き出来るパートナーの形だと思います。
トレーニングは上級者であれば1人で行っても正しいフォーム、知識で進める事が出来ます。
しかし初心者の場合は強い人とトレーニングした方が自分の力を引き上げる事にもなるので、初対面の人に一緒にやらせて下さいと頼むのも気が引けると思いますが、強くなるための最善策だと思います。
またトレーナーは学生時代から身体の事について勉強しているので、体力的に自分の方が強くても、知識を得るという意味でも教えを請う姿勢は大事だと思います。
その1:セットの組み方
その2:ピーキングのやり方
その4:筋肉をつける食事とサプリメント
その5:パートナーと作り上げるトレーニング
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