フリーランスにとって仕事の依頼が途切れない事が重要になってきます。法人だと営業がいて、絶えず仕事を契約を取ってきますが、フリーランスだと実務だけでなく、営業も兼ねないといけません。
私自身は個人事業主を開業した時に営業経験が無かったので、手当たり次第考えられる営業をしてきましたが、効果のあった方法もあれば、不振に終わった方法もあります。
今回は取引先との契約に至った具体例を出していきたいと思います。
準備_営業先のリストアップ
自分の専門分野に基づき、営業する業界が決まってきます。僕の例で言えば建築設計なので、設計に携わる分野が絞りました。
IT業界の方で言えばプログラミング系やwebデザイナー系に分かれると思いますが、始めにやる作業として営業リストを作ります。
リストはノートに手書きでもエクセルでも何でも良いですが、僕はEvernoteで作る事でパソコンでもスマホからでも同期されるので複数デバイスで確認出来るのが便利です。
アポイント_取引先への接触
まずは取引したい会社に連絡をとる事が初めの一歩になります。メールか郵便か迷う所ですが、両方試してみました。
メールではいきなり営業メールした点をお詫びしてから、自分が出来る事を短い文章でまとめます。詳細に関しては履歴書と職務経歴書、ポートフォリオ等のPDFを添付して送付します。
もしもファイルサイズが5MBを超えるようならば、オンラインストレージにアップロードして、そのダウンロード用のURLを記載する手があります。
郵送に関しては会社の代表がアナログな人も結構いるので、A4サイズの封筒に印刷物を入れて郵送する方が、目を通してくれる確率が高まります。
あまり送る数が多くなければ、郵送代金は掛かりますが郵送の方が良いでしょう。
面接_担当者との面談
営業した会社の担当者に興味を持って貰い、会って話してみたいという返答が有れば、晴れて面談の運びとなります。
文章にすると簡単ですが、担当者に興味を持って貰う事のハードルは非常に高いです。今は募集していない等の断りの連絡が来れば良い方で、大抵はスルーされてしまいます。
この営業不振が長いとメンタル的にシンドイですが、これが営業だと思って諦めない事が面談、面接に繋がります。
面接_準備すべきもの
面接イコール取引開始とはいきませんが、営業としてようやくスタートラインに立てました。ここに立つ事がいかに難しいか営業すればする程実感します。
面接に臨むにあたり、用意すべき事があります。それは履歴書、職務経歴書、作品集(ポートフォリオ)の3点です。
相手先から面接当日は筆記用具と履歴書だけ持ってくるように言われた時に、それ以外に上記の持ち物を持っていった方が自分をアピールしやすいし、伝わると思います。要するに自分をプレゼンテーションして下さい。
まとめ
普段営業しないフリーランスにとって自分のプレゼンテーションは難しいと思いますが、逆に言うと足りない部分を勉強したり、コミュニケーションの訓練となります。
営業スキルが身につけば今後不況になっても一から営業して新規取引先を見つける心構えが出来ます。正しい方法で何度もチャレンジすれば、必ず取引先を獲得するんだという強い気持ちで営業して頂きたいです。
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