フリーランス・個人事業主にとって収入源は自らの事業から発生しますが、請求書を発行すると翌月末払い若しくは翌々月払いとして口座に振り込まれます。
資金的に余裕の無いフリーランスは家賃の支払い、経費の支払いがあるので請求書を発行してから1~2ヶ月後というのは頭の痛い問題だと思います。
labol(ラボル)という会社が提供するサービスは依頼先とフリーランスの間に立って、資金調達をしてくれるので、1ヶ月の入金ならばラボルが依頼先に立て替えてフリーランスへ入金をしてくれます。
当然、依頼先からフリーランスに入金された時はラボルへ支払う事になりますが、フリーランスにとって早く資金が調達されるので各種支払いが出来て、事業展開を楽にしてくれます。
逆にフリーランスが下請け等に支払いをする時に同じようにラボルが立て替えて支払ってくれるので、やはり資金調達が楽になります。
17年間フリーランスをしてきて、このようなサービスは知らなかったので、早く入金して貰いたい場合は助かるなと印象を持ちました。このlabol(ラボル)が展開するサービスの詳細を見ていきましょう。
ラボルのサービスについて
labol(ラボル)では2つのサービスを展開しています。個人事業主にとって毎月の支払いや収入は生活に直結してくるので、お金の問題はシビアです。
その2つのサービスはお金の問題をサポートしてくれるので、注目のサービスです。
これら2つのサービスを詳しく見ていきましょう。
ファクタリングサービスとは?
冒頭で簡潔に説明しましたが、第3者が請求書を買い取り、取引先からの振込後に第3者へ買取価格と手数料を振込むサービスをファクタリングサービスと言います。
通常あなたと取引先の2者で業務を行い、その対価として業務料金が発生しますが、ファクタリングサービスとはその2者間に入り、支払いの期日を早めてくれます。
例えば今月末に請求書を発行すると早くても翌月末の振込なので、1ヶ月間は収入が無い状態となります。
その間に家賃や生活費、経費がかかる訳で、貯金が無い場合は最悪、借金する必要があります。
しかし、個人事業主だと信用や実績によっては即時に借りる事は困難です。
借りられたとしても、住宅融資の際に信用情報期間に照会されて、借入金額に影響してきます。
その点、labol(ラボル)は信用情報期間に照会されないので、借金情報として残りません。この点は住宅購入の際に大きく影響します。
labol(ラボル)は借金ではなく、請求書を買取るサービスなので、買い取られて入金された金額は申請金額の10%をサービス利用料と入金額、振込手数料を合わせて支払う必要がありますが、家賃や支払いなどで早急にお金が必要な場合は、このサービスは有り難いのではないでしょうか。
ラボルあと払いとは
labol(ラボル)ではファクタリングの他に支払い先に立替払いをするサービスも展開しています。
例えば業務に必要な資材等を購入すると当然支払いが発生します。
カード払いすると来月末に支払いますが、手持ちの資金がない場合、新たに借金をしなければなりません。
ファクタリングでも同様でしたが、labol(ラボル)が振込先に代わりに支払いをしてくれて、最長60日支払いを延長してくれます。
ファクタリングは事業のみの調達なので、もしも家賃の支払いが早急に必要な場合はファクタリングは使えません。
そういうケースではラボルあと払いが有効です。ファクタリングほど書類は必要なく、手数料もファクタリング同様です。
申請してから平日の営業時間内であれば、最短60分で審査が完了し、即時入金してくれるので、返金できるあてがあれば、早急に現金が必要な場合は最適なサービスと言えるでしょう。
まとめ
ファクタリング及びあと払いサービスはいかがだったでしょうか。
私のような施工図作成業だと、一度パソコンやプリンターを購入すれば、日常的に必要な経費は紙代、インクカートリッジ代、交通費、郵送費位であまり経費は掛かりません。
しかし、製造業や施工業のような個人事業主だと材料代が多く掛かります。
自己資金だけで経費が捻出できれば問題ないですが、取引先の入金が次に仕事の必要経費代とする場合は資金繰りがなかなか大変なのではないでしょうか。
ファクタリングやあと払いサービスはそういった方たちの受け皿として、うまく活用すれば事業もうまく回るのではないでしょうか。
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