ジムで一番人気のベンチプレス
気軽に出来るエクササイズ
トレーニングジムのフリーウエイトのコーナーには何台かベンチプレス台があると思います。
スクワットラックは大抵空いているけどベンチプレス台は使用中の事が多いです。
スクワットは慣れれば重い重量が持てますが、とにかくシンドい種目で、デッドリフトと双璧です。
ベンチプレスはスクワットやデッドリフトに比べて肉体的な負担が少ない種目。誰でも入りやすい種目ですね。
動作が単純明快
ベンチプレスを単純に説明すると
1.ベンチプレス台にお仰向けに寝そべる。
2.バーベルのバーの真下に顔を位置させ、バーを両手で握る。
3.ラックから外し、胸に下ろす。
4.そのまま最初の位置まで持ち上げる。
どうでしょう?単純な動作ですね。
初心者のうちは難しい事は考えずに、楽に10回出来る重量でやれば良いと思います。
しかし、突き詰めればベンチプレスほど奥の深い競技もありません。
グリップ、足の踏ん張り方、ブリッジ、バーベルの軌道などチェックすべき技術的な項目が多いです。
レベルに合わせて自分に合った技術でベンチプレスが出来るのも魅力的な種目ですね。
独自の大会もある
パワーリフティングという競技をご存知でしょうか?ベンチプレスとスクワット、デッドリフトの3種目の合計挙上重量で競う競技です。オリンピックに採用されているウエイトリフティングと混同されている方も多いでしょう。
ベンチプレスは人気種目だけにパワーリフティングの枠から飛び出て、ベンチプレス大会という1種目だけの競技もあります。
3種目の選手がパワーリフターと言われるのに対し、ベンチプレスだけの選手はベンチプレッサーと言われます。
ベンチプレッサーはベンチプレスに特価しているので、トレーニングの比率もベンチプレスに割く割合が多いです。それだけに軽量級の選手でも凄まじい重量のベンチプレスが可能です。
上半身の前面が一度に鍛えられる
全身をくまなくトレーニングして全体的に鍛えていくのはバランス良く筋肉が作られる反面、長い期間が掛かります。
ベンチプレスで使う筋肉は主に大胸筋ですが、上腕三頭筋、三角筋前部も鍛えられます。つまり上半身の大部分が鍛えられるので、腕だけや肩だけトレーニングするよりも効果的かつ短期間で筋肉が作られます。
筋トレ初心者の方が肉体改造したいと考えた時に、まずベンチプレスをやり込む事で3ヶ月後には見違える上半身が作られているものと思います。
実際にやってみよう
トレーニングジムに入会している方はぜひトレーナーの指導の元ベンチプレスをやってみて下さい。初めはどこに力を込めて良いかが分からないので、全然挙がらないと思いますが、すぐに自分の体重以上の重量が持てる事でしょう。
簡単そうに見えても顔や首、鎖骨にバーベルを落としたら大怪我をしてしまいます。必ずトレーナーか、近くにいる方に補助を頼んで下さい。どうしても補助する人がいない場合はセイフティーバーのようなバーベルを落としても安全な器具を置くことです。
まとめ_どうしたら強くなるの?
僕が一番伸びたのは強い人と練習する事。最初はトレーナーに基本を教わるのですが、それから先は自分の努力次第で強さの程度が変わってきます。
同じくらいの実力の人と練習してもあまり強くなりません。
知らない人でも強い方と練習させて貰い、良い意味で重量に対する意識を麻痺させます。そしてトレーニング方法やセットの組み方など教えて貰えば良いですね。
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