アマゾンプライムって何?
アマゾンプライムはご存知ですか?通販大手のAmazonは有名ですが、このAmazonを一度利用すると店舗での買物が極端に減りました。
本や電化製品が在庫ありならば、注文した次の日に届きます。以前の通販といえば注文してから到着まで1週間はザラでした。更に電化製品ならば店舗で買うよりも安いケースが多いです。
このAmazonが数年前から次々とサービスを開始しました。電子書籍、音楽、ストレージ等インターネットを最大限利用したサービスです。
その中でも光るのがビデオサービス。年間税込み3900円支払い、アマゾンプライム会員になれば上記のサービスが年会費のみで利用出来ます。1ヶ月にすると325円。ツタヤでビデオを借りる思いをすれば夢のようなサービスです。
このビデオサービスをプライム・ビデオといいますが、この動画でしか見られない番組があります。コマーシャルでも宣伝してますが、婚活サバイバル番組「バチェラー」が人気のようです。まだ見ていませんが興味深い番組ですね。
そんな中、非常に面白いビデオに最近ハマっています。その番組こそ「ドキュメンタル」。どんな番組なのでしょうか?
ドキュメンタルって何?
お笑いコンビのダウンタウン・松本人志がプロデュースしている番組です。大まかに説明すると、一部屋に10人のお笑い芸人が集められ、6時間内で一人の勝者を決めます。そのルールとは笑ってはいけないというシンプルなもので、1度笑うとイエローカード、2度目がオレンジカード、3度目がレッドカードとなり退場となります。参加者は参加費用として100万円を用意し、プロデューサーの松本人志も100万円を用意するので、優勝者は参加費を除いた1000万円を賞金として受け取れます。
ドキュメンタルの楽しみ方
上記のルールを見て、大晦日恒例の「笑ってはいけないシリーズ」を思い浮かべた方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は私もそう思った一人でシーズン5まであるのですが、シーズン初期はその思いが頭によぎりながら見ていました。
しかしシーズンを重ねる毎にこのドキュメンタル独特の面白さに気づき始めました。
ルールの厳しさ
笑ってはいけないシリーズもルールが厳しいのですが、ドキュメンタルの場合笑い声が出ていなくても笑みを浮かべただけで警告カードを切られてしまいます。それは話の流れ上、愛想笑い的な表情を浮かべた途端、警告が来ます。普段の表情がニヤケ顔の人もいますが、これもアウト。笑いの基準がとにかく厳しいです。
極限状態のお笑い芸人の戦い方
2回までは笑ってもOKですが、参加者は100万円を払っているし、視聴者もそれを知っているだけに緊張感は笑ってはいけないシリーズの比ではありません。また参加者は皆売れっ子の芸人ですから空手でいえば黒帯クラスの人間が出場しているのですが、空手の技で例えると突きや回し蹴りが一向に出ず、取っ組み合い、子供のケンカのような戦いになります。自分以外の芸人を笑わす為に普段やっているネタでは誰も笑いません。また笑いを仕掛けたほうが逆に笑ってしまうなどセオリー通りの戦いにはなりません。
最後どうするかというと下ネタやテンション芸に走ります。地上波では絶対に放送できない内容なので、あれだけ売れっ子でも極限状態では下ネタやテンション芸に頼ってしまうのは逆に一周回って面白いです。知り合いで空手の黒帯がいるのですが、路上で喧嘩になった時に空手の技ではなく、相手をヘッドロックしたそうです。漫画のようにキレイに突きや蹴りはでないそうです。それと同じで腕のある芸人でも追い詰められると笑いの技術も出なくなるものですね。
お酒を呑みながらユーチューブを見るのが大好きなのですが、バラエティ番組というよりも格闘技の試合を見るのに近いのがこのドキュメンタルです。それぐらい緊張感を持って見るのがドキュメンタルを視聴する上で必要かなとも思います。ぜひ一度ご覧下さい。
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